20170307
有給休暇は労働者に認められた権利である。
が、なかなか消化できないのが現実である。
入社したての頃、「この日に有休とりたいけど、仕事の都合がどうなるかわかんないな…」となって、なかなか休暇をとることが出来なかった。
なので、「仕事が片付いたし、他の人から何か頼まれる気配もない。よし、明日休めるな。」と確実になってから休暇の申請をすることにした。
したらば、上司に言われたのである。
って、バイトじゃないんだから。社会人ならそういう休みの申請の仕方しないように。
私が担当している仕事は全て他の人のアシスタント作業だから、何日も前にあらかじめ日にちを決めておいて、その日までに仕事の段取りをつけるということはできない。
先輩の都合で仕事を頼まれるし、これはそんなに急ぎの案件じゃないなと自分では思っても、価値観の違いから先輩が少し急ぎたいと思えば急がざるを得ない。
自分の仕事であっても自分の都合で出来る仕事ではないから、下請けにされた仕事の中で段取りをつけるしかない。いわば自分でコントロールできることじゃないんだよね。部下だから仕事断れないし。
だからどう考えても上司の言う“そういうとり方”以外に合理的な休暇の申請方法がないわけよ。
なのに、そんなとり方って(笑)
しかもそういう上司に限って
すまん、2時から休暇ね(1時過ぎ)
とか言ってくるんだから社会は不条理。
そんな私が編み出した休暇取得方法は題して
《急に用事ができてやむを得ず早めに帰ります風作戦》
不思議なことに「可能であればお休みしたいのですが、みなさんのご都合よろしいでしょうか?」とお伺いをたてるよりも、「すみませんが、休みます。」と言い切った方が何故かすんなり休めるのである。七不思議。
この間、その作戦で有休を取得したのだけれど、何も言われ無いどころか「どうぞどうぞ」の雰囲気だった。七不思議。